実験林事業について

最終更新日 2023年3月14日

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実験林事業について

 本町の林野面積は17,848haあり、総面積の92%を占めます。その内、民有林は15,583haで、人工林率は約50%です。人工林は戦後の拡大造林期に建築用資材として利用することを目的に植えられましたが、昭和55年をピークに木材価格の低迷と森林所有者の高齢化、生活形態の変化などの要因により管理不足の人工林が拡大しています。
 こうした中、本町が地球温暖化、気候変動などの危機を回避し、100年の後も持続するためには、地域の最大資源である森林の価値を見直し、林業全般の強化とともに森林の多面的価値向上をはかる二本立ての政策が必要です。今後、需要の拡大が見込まれる小径木~中径木の生産を基本とし、販売単価の高い木材生産を目指す。また、その他の政策課題として、流通コストの合理化とインフラ整備を行うことで収支の増大を図ります。
 そこで、これらの実現に向かう「木望の森100年プロジェクト」を促進するため「木材生産林」、「多面的機能林」、「保護保全林」の3つの森林区分に適合する施業技術の改良と先進技術の導入を図るための実験林事業を令和3年度より開始いたしました。今後も定期的に実験の経過および結果について周知いたします。
 

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