未来へ耕す池田米プロジェクト
最終更新日 2025年9月3日
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制度の詳細はこちら→未来へ耕す池田米WEBページ(新しいウインドウが開きます)
令和7年産米 品質検査がはじまりました
取組農家の皆さんは、食味分析計と穀粒判別機による検査を受けます。
品質基準:食味値80点以上 かつ 整粒率70%以上
令和7年産 未来へ耕す池田米「認証審査会」を実施しました(令和7年8月18日)
令和7年8月18日(月)今年度からスタートした「未来へ耕す池田米」の認証審査会を開催しました。審査委員として、福井県立大学生物資源学部創造農学科教授 三浦孝太郎氏、及び丹南農林総合事務所農業経営支援部長 松田顕一氏をお迎えしました。
審査は2班体制に分かれて、農業者ごとに指定された51ヶ所ほ場に出向き、栽培基準が遵守されているかを審査。さらに稲の生育状況、水や畦畔、雑草の管理状態について評価を受けるとともに、生産者が取り組んだ栽培のポイントを聞き取りました。
審査会には、審査委員だけでなく20名の取組農家も同行し、お互いにアドバイスを仕合いながら、知識や技術を深め合い、農業者同士の新たな 交流の場、技術研鑽の場となりました
審査委員からの講評
三浦委員:7月の高温については、ほぼ影響がなかったように見えた。8月上旬の降雨により、気温が落ち着き、8月以降に出穂したほ場では、外観、品質も良く、食味値の向上が期待できる。「未来へ耕す池田米」は非常に前向きな取組で、すばらしいと感じている。引続き攻めの農業をしてほしい。
松田委員:今年は暑さの影響からか、水管理を熱心にされている印象を受けた。生育も綺麗に揃っているほ場が多く、収量も期待できるのではないか。一部いもちや褐変が見られるほ場もあったが、大きな問題にはならないと思われる。今後食味検査等行われるとのこと、稲刈りまで気を抜かずに収穫時期には注意して、消費者の方においしいお米を届けて頂ければと思う。
今後の審査
今回の審査会で栽培基準をクリアしたほ場については、刈取後に食味値および整粒率について検査を受けます。
食味値80点以上および整粒率70%以上が、認証の要件となります。
令和7年産 未来へ耕す池田米「生育状況検討会」(令和7年7月10日・12日)
生育状況検討会は水稲の幼穂形成期の生育状況について、未来へ耕す池田米に取組む農家が集まり、今後の穂肥の施用や水管理などの刈取までの栽培管理について意見交換を行う場で、参加することが認証要件となっております。
2日間で、28経営体(32名)の農業者が参加し、福井県丹南農林総合事務所の普及指導員池上主任より、7年産の生育状況についての報告と今後の穂肥の施用(時期・量)や水管理、刈取時期について重点的な取組方針に基づいて指導を受けました。
その後、実際にほ場へと移動し、穂肥施用の指標となる、幼穂長の確認の仕方や葉色板を用いた生育状況の確認方法などを学びました。
現場では、農業者同士でもアドバイスし合うなど、お互いに技術力を高め合う貴重な機会となりました。
※幼穂・・・穂がでる前の段階で、穂の赤ちゃんのようなものです。コシヒカリの場合は、幼穂の長さが2mmの時が穂肥を施用するタイミングの目安になります。
※穂肥・・・穂が出る前に施用する肥料。幼穂の生育に必要な養分を補給することで籾数を増やしたり、登熟や品質の向上につながる重要な工程です。
令和7年産 未来へ耕す池田米「稲作検討会」(令和6年12月13日)
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